帯坂
場所:九段南四丁目8先 日本水道会館西側道路
江戸時代の有名な怪談「番町皿屋敷」に登場するお菊が、髪を振り乱して帯を引きずりながら通ったという伝説から名付けられたと言われますが、話の中ではお菊は殺害され井戸に投げ込まれているので、褄が合いません。別の説では、お菊ではなく「東海道四谷怪談」のお岩が通ったとも言われており、広く知られた怪談話に由来するという点では一致しています。
また、寛永年間(1624〜1643年)の外堀普請の後に、市ヶ谷御門へ抜ける道として造成されたため、切通し坂の別名もあります。
更新日:2022年10月03日