百度石
千代田指定文化財
2003年(平成15年)4月1日指定
百度石とは、神社仏閣の境内で一定の距離を100回往復して参拝し、願いの成就を祈願するために使用される石柱のことです。この百度石は、境内の南側にあり、平河稲荷神社への参道脇に立てられています。銘文から、1852年(嘉永5年)2月に、鮫ヶ橋(現在の新宿区若葉)周辺に在住した人々ら67名によって奉納されたと考えられますが、その由来は明らかではありません。
常夜燈や筆塚などと同様、学問の神様として知られる菅原道真公950年遠忌にあわせて奉納されました。
更新日:2022年10月03日