松浦武四郎住居跡

更新日:2022年10月03日

竹の柵の内側に建てられた松浦武四郎住居跡の説明板の写真

場所:外神田六丁目11 区立練成公園内

松浦武四郎は、1818年(文化15年)に伊勢国(現在の三重県)に生まれ、日本全国を旅し見聞を広めました。その後、蝦夷地に渡り、蝦夷地の豊かな原始の自然に魅せられ、アイヌの人たちとともに全6回、13年にわたり、山川草木の全てを調査しました。
明治時代になると、政府が設けた開拓使の役人となり、1869年(明治2年)に蝦夷地に代わる名称を政府に提案しました。武四郎の名称案の中から「北海道」が選ばれ、命名されました。1873年(明治6年)に神田五軒町に屋敷を構え、1888年(明治21年)に亡くなるまで、この地で暮らしました。武四郎が屋敷に建てた一畳敷の書斎は、現在は国際基督教大学(三鷹市)に移築・保存されています。

松浦武四郎出身地の三重県松坂市には、松浦武四郎誕生地(松坂市指定史跡)および松浦武四郎記念館があります。詳しい情報は以下のホームページをご覧下さい。